【年代】 鎌倉時代 【所在】 国宝館 【指定】 重要文化財 【技法】 紙本墨書、巻子装 【法量】 縦26.0cm、横575cm、紙数12紙 【公開情報】 通常非公開
木造薬師如来坐像(仮講堂所在)の像内に収められていた宝治元年(1247)の奥書きを持つ『薬師経』です。これは長和2年(1013)に造られた薬師像が、233年後の宝治元年に修理され、その完成時に『薬師経』が書写され、『色紙薬師経』とともに、蓮台(れんだい)に乗せられた竹筒に巻き重ねて納入されていたことが知られます。