年中行事

薪御能

(たきぎおのう)

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5月の第3金曜日・土曜日の両日に南大門跡の「般若の芝」で催行される薪御能は、日本全国の数多ある野外能の本家・本元とされるものです。

 そのはじまりは古く、貞観11年(869)に西金堂で厳修されていた修二会の法呪師と呼ばれる人々の神秘的祈祷所作に求められます。やがて、その役目は法呪師から猿楽呪師に委ねられ、後に観世の世阿弥陀金春の善竹を輩出した猿楽は高い芸術性を帯びながら、南北朝時代以降は能楽へと変遷していきました。現在の薪御能は金春・金剛・宝生・観世の四座が一堂に会する古儀に近い形で行われています。興福寺衆徒による「舞台改めの儀」も今に伝えられています。

 ※興福寺と能との関係についてはこちらもどうぞ。

 ※現在、薪御能は、薪御能保存会(奈良市観光協会内)が主催となって実施しております。陪観のためのお問い合わせなどは、こちらまで。

現在のご拝観について
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