絹本著色春日社寺曼荼羅図(かすがしゃじまんだらず)

【年代】 鎌倉時代
【所在】 国宝館
【指定】 奈良県指定文化財
【技法】 絹本着色、掛軸装
【法量】 縦116.0cm、横42.5cm
【公開情報】 通常非公開

上部三分の一に春日社景と御蓋山(みかさやま)、さらに天空中に本地仏を円相の中に坐像で描きます。そして下部三分の二には興福寺五重塔だけを建物で描き、他は各堂の主要安置仏を細かく丁寧に描きます。春日社と興福寺をこの世の浄土と見立てて、その世界観を曼荼羅として描いたものであり、神と仏を同時に礼拝できるようにしています。

本日のご拝観について
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