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木造聖観音菩薩立像(しょうかんのんぼさつりゅうぞう)
【年代】 鎌倉時代
【所在】 本坊
【指定】 重要文化財
【技法】 寄木造、金泥塗・彩色、截金、玉眼、桧材
【法量】 像高87.0cm
【公開情報】 通常非公開
聖観音菩薩は、さまざまに変化する観音菩薩の元の姿で、正観音と称されることもあります。本像は、興福寺大乗院に伝来した像で、明治時代に興福寺本坊に移され、持仏堂(じぶつどう)の本尊となりました。
納入文書から建長2年(1250)4月2日に大仏師快円が造ったことが知られます。