木造地蔵菩薩立像(じぞうぼさつりゅうぞう)

【年代】 平安時代
【所在】 仮講堂
【指定】 重要文化財
【技法】 一木造、彩色、彫眼、桧材
【法量】 像高 139.7cm
【公開情報】 通常非公開

あらゆるものを育て、限りない可能性を持つ大地の恵み、その大いなる力を仏格化したのが地蔵菩薩です。
頭から足下の蓮台まで1本の木から彫り出されています。全体的に重量感のある体つきをしており、平安時代初期彫刻の特徴がみられ、9世紀末~10世紀頃の作と考えられています。また、安置されていた堂は不明です。

本日のご拝観について
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