木造弥勒如来坐像(みろくにょらいざぞう)

【年代】 鎌倉時代
【所在】 北円堂
【指定】 国宝
【技法】 寄木造、彩色、彫眼、桧材
【法量】 像高 141.9cm
【公開情報】 春・秋一定期間公開

北円堂の本尊像で、弥勒菩薩が56億7千万年後に成仏した姿です。
像内には建暦2年(1212)の年号が書かれた願文などが納入されており、また台座内枠には源慶、静慶、運賀、運助、運覚、湛慶、康弁、慶運、康勝ら慶派仏師の名が墨書されます。源慶が中心になって造られたのですが、彼らを統率していたのが巨匠運慶で、運慶晩年の名作として知られます。
脇侍に法苑林(ほうおんりん)菩薩像と大妙相(だいみょうそう)菩薩像(ともに室町時代・桧材・寄木造・漆箔・玉眼)を従えます。

本日のご拝観について
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