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明本抄(みょうほんしょう)
【年代】 鎌倉時代
【法量】 国宝館
【指定】 重要文化財
【技法】 紙本墨書、巻子装
【法量】 縦30.7cm、全長1458cm、紙数31紙(第1)
【付属】 建暦2年12月23日貞慶附嘱状等 6通
【公開情報】 通常非公開
鎌倉時代に南都仏教を復興した解脱上人貞慶 (1155~1213)による因明(仏教論理学)に関する選述書。本書は弟子の光覚遍と正覚院良算が浄書・代筆したもので、第13の奥書は貞慶自筆とされます。また、巻10の紙背文書の中には、後に臨済宗を開く栄西(ようさい)自筆言上状があることで著名です。