紙本墨書僧綱補任(そうごうぶにん)

【年代】 平安時代
【所在】 国宝館
【指定】 重要文化財
【技法】 紙本墨書、巻子装
【法量】 縦29.85cm、全長1723cm、紙数43紙(巻1)
【公開情報】 通常非公開

僧綱は全国の僧尼を統轄する機関で、僧正(そうじょう)、僧都(そうず)、律師(りっし)から構成されます。本書は僧綱制度が設けられた推古天皇32年(624)から永治2年(1142)までの519年間の僧網の補任・昇進・退任などの年月日などを列記しています。また、維摩会などの主要な法会の詳細も併記し、紙背には関係資料が豊富にあり、当時の興福寺を知る上で貴重な資料です。

本日のご拝観について
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