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紙本墨書興福寺別当次第(こうふくじべっとうしだい)
【年代】 鎌倉時代~室町時代
【所在】 国宝館
【指定】 重要文化財
【技法】 紙本墨書、巻子装
【法量】 縦28.8cm、全長695cm、紙数18紙(第1巻)
【公開情報】 通常非公開
古来、興福寺の最高責任者は「別当」と呼ばれ、初めて任じられたのが天平宝字元年(757)の慈訓(じきん)でした。その初代から元亀元年(1570)に任じられた206代実暁(じつぎょう)に至る興福寺別当の伝記です。いずれも反故紙(ほごし)や消息、訴状、懐紙などの紙背を利用したもので、この中には保元元年(1156)の平清盛の荘園関係の書状があります。