延暦寺智行高僧伝(えんりゃくじちぎょうこうそうでん)

【年代】 鎌倉時代
【所在】 国宝館
【指定】 重要文化財
【技法】 紙本墨書、袋綴装
【法量】 縦29.8cm、横24.5cm、紙数33枚
【公開情報】 通常非公開

比叡山延暦寺の智行(「智」と「行」が一体になった)高僧6人、最澄、円仁、玄鑒(げんかん)、慈恵(じけい)、陽勝(ようしょう)、浄蔵の伝記を一書にしたものです。表紙に寛喜元年(1229)11月11日に書写した旨の墨書があります。このうち『慈恵大師伝』は戸部大納言(藤原斉信)によって、長元4年(1031)5月19日に記されたことが内題下に書かれており、著された年代が明らかな貴重な史料です。

本日のご拝観について
本日のご拝観について