法相柱(ほっそうちゅう)

【年代】完成:平成28年(2016) 貼上げ:平成30年(2018)
【所在】中金堂
【技法】岩絵具、紙本著色
【法量】高さ:約6.8m 周囲:約2.45m
【公開情報】常時公開

法相宗の祖師を描くことによって、教えの系譜・伝灯を視覚的に示したもの。古文書などから、この柱絵は創建当初の中金堂の柱に描かれ、焼失と再建を繰り返すたびに復興を続けた「礼拝の対象」であったことが知られています。一方で、当時、具体的にどの僧侶が描かれていたのかは不明です。そして、享保2年(1717)に中金堂が焼失した以降は、その不明な点も相まって長らく復興されませんでしたが、平成30年(2018)の中金堂再建落慶にあわせて、日本画家の畠中光享画伯によって描かれ、復興されました。描かれている尊名は次の通り。

1:無著菩薩(むじゃく ぼさつ)
2:世親菩薩(せしん ぼさつ)
3:護法論師(ごほう ろんじ)
4:戒賢論師(かいけん ろんじ)
5:玄奘三蔵(げんじょう さんぞう)
6:慈恩大師(じおん だいし)
7:淄州大師(ししゅう だいし)
8:濮陽大師(ぼくよう だいし)
9:玄昉僧正(げんぼう そうじょう)
10:善珠僧正(ぜんしゅ そうじょう)
11:別当行賀(べっとう ぎょうが)
12:真興上綱(しんごう じょうこう)
13:権別当蔵俊(ごんのべっとう ぞうしゅん)
14:解脱上人(げだつ しょうにん)

※写真 堀出恒夫

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