絹本著色二天王像(にてんのうぞう)

【年代】 鎌倉時代
【所在】 国宝館
【指定】 重要文化財
【技法】 絹本着色、掛軸装
【法量】 縦135.5cm、横96.0cm
【公開情報】 通常非公開

本来、四天王像一揃えであったと思われ、現在残っている2幅はそれぞれ持国天と増長天を示すと考えられています。持国天像の左脇には旗をつけた戟(げき)を支える赤身の邪鬼、右脇には弓を肩にかけ両手に矢を持った青身の邪鬼を、また増長天像の左脇には左手をかざし遠くを見る肌色の邪鬼を従えるといった、一風変わった形式で描かれます。

本日のご拝観について
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