護法善神扉絵(ごほうぜんしんとびらえ)

【年代】 鎌倉時代
【所在】 国宝館
【指定】 重要文化財
【技法】 板地着色
【法量】 各縦88.4cm、横30.2cm
【公開情報】 通常非公開

大般若経(だいはんにゃきょう)六百巻を納める六角厨子の両開き扉12面の内側に諸尊を描いた扉絵で、各像の上方の短冊に諸尊名を墨書します。
大般若経に縁の深い四聖(しせい)と呼ばれる阿難尊者(あなんそんじゃ)、常啼菩薩(じょうたいぼさつ)、法涌菩薩(ほうゆうぼさつ)、玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)の4名、これに持国天・増長天・広目天・多聞天の四天王、加えて閻魔王(えんまおう)と娑伽羅龍王(さからりゅうおう)を加え、仏法を守護する諸天や龍王などが描かれます。

本日のご拝観について
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