銅造薬師如来坐像(やくしにょらいざぞう)

【年代】 室町時代
【所在】 東金堂
【指定】 重要文化財
【技法】 銅造、漆箔
【法量】 像高 255.0cm
【公開情報】 常時公開

薬師如来は、はるか東方にある清らかで平和な浄瑠璃光(じょうるりこう)世界の教主で、人々の災いや苦を除き、病気を治し、寿命を伸ばし、楽を与え正しい道を歩むことを教えて下さる如来です。
土形原型による鋳銅造で、応永22年(1415)当時の丈六(じょうろく)鋳銅像造立の苦労がうかがえます。

なお、本像は、脇侍の日光・月光両菩薩像(飛鳥・白鳳時代)とセットで「銅造薬師如来両脇士像」という名称にて一括で重要文化財の指定を受けております。

本日のご拝観について
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