銅造日光・月光菩薩立像(にっこう・がっこうぼさつりゅうぞう)

【年代】 白鳳時代
【所在】 東金堂
【指定】 重要文化財
【技法】 銅造、鍍金
【法量】 像高(日光菩薩)300.3cm、(月光菩薩)298.0cm
【公開情報】 常時公開

薬師如来の浄瑠璃光(じょうるりこう)世界の代表的2菩薩で、薬師如来が人々のために働いておられるのを補佐する菩薩で、向って右に日光菩薩、左に月光菩薩を安置します。
両像ともに、本尊側の臂(ひじ)を曲げ、掌を前方に立て、外側の臂は下に垂らし掌を下に向け、本尊側に腰をひねっています。髻(もとどり)を高く結い、正面に阿弥陀如来の化仏を付けます。
銅造仏頭とともに、飛鳥・山田寺から運ばれてきたのですが、仏頭と比べ表現や造像技法に違いがみられるため、7世紀末の造像になるものと考えられています。

本日のご拝観について
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