木造釈迦如来坐像(しゃかにょらいざぞう)

【年代】 平安時代
【所在】 国宝館
【指定】 重要文化財
【技法】 寄木造、漆箔、彫眼、桂材
【法量】 像高 227.0cm
【公開情報】 常時公開

今から2600年程前、インドで慈悲と智慧の二つの徳をそなえ、さとりを開いてこの世で迷い苦しむ人々を救ったのが釈尊で、この姿に宗教的理想を加味したのが釈迦如来像です。
温和な顔立ちや、柔らかな衣文の表現などに、平安時代に活躍した定朝(じょうちょう)の作風に通じるものがあります。以前は東金堂に安置されていましたが、それ以前の伝来は明らかでありません。

本日のご拝観について
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