木造不空羂索観音菩薩坐像(ふくうけんさくかんのんぼさつざぞう)

【年代】 鎌倉時代
【所在】 南円堂
【指定】 国宝
【技法】 寄木造、漆箔、彫眼で瞳は玉眼、桧材
【法量】 像高 336.0cm
【公開情報】 10月17日のみ公開

変化観音の一つで、手に持つ羂索(網を指す)で、人々の願いを空しいものにしない誓願を持っています。
南円堂の本尊像で、髪を高く結い、宝冠に阿弥陀如来の化仏をつけます。眉間に1目を付け3目とします。上半身に鹿皮を斜にまとっています。第一手は胸前で合掌し、第2手左手に蓮華、右手に錫杖を持ち、第3手は両手とも脇下に垂らし5指を伸ばし、掌を前に向け、第4手は左手に羂索、右手に払子を持ちます。文治5年(1189)に約15ヶ月を費やして、仏師康慶とその弟子達が造ったもので、重量感のある体、威厳のある顔に、天平時代や平安時代初期彫刻の伝統を伝えます。

現在のご拝観について
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