境内案内

菩提院大御堂

(ぼだいいんおおみどう)

興福寺の伽藍

法相宗を中国から伝えた玄昉(げんぼう)僧正の旧跡

 菩提院とは現存する興福寺の子院の一つで、その歴史は古く、法相宗を中国から伝えた玄昉(げんぼう)や、平安時代の学僧である蔵俊が住んでいたと言われます。稚児観音(ちごかんのん)や十三鐘(じゅうさんがね)、三作石子詰(さんさくいしこづめ)の伝承でよく知られています。また、この付近一帯は仏に備える四季の花が植えられていたと言われています。その中心に大御堂があり、昭和の半ばに行われた発掘調査の結果、このような大きな御堂が建てられたのは鎌倉時代に入ってからであることが明らかになりました。現在の建物は天正8年(1580)の再建で、正面17.0m(桁行5間)・奥行14.2m(梁行5間)・本瓦葺で正面に向拝(ごはい)が付きます。大御堂内には本尊の阿弥陀如来(あみだにょらい)坐像(重要文化財)、稚児観音菩薩(ちごかんのんぼさつ)立像などを安置しています。

堂内に納められている寺宝・文化財
毎年12月31日の除夜の鐘の時間帯のみ開帳
現在のご拝観について
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