文化財

「国宝」「重要文化財」

木造四天王立像(もくぞうしてんのうりゅうぞう)


©飛鳥園

【制作時代】 鎌倉時代
【安置場所】 南円堂
【文化財】 国宝
桧材 寄木造 彩色 彫眼 鎌倉時代
像高  持国(じこく)天像 204.0cm
  増長(ぞうちょう)天像202.2cm
  広目(こうもく)天像 204.5cm
  多聞(たもん)天像198.0cm

 仏像を安置する壇を須弥壇(しゅみだん)と呼びますが、これは仏教の世界観で世界の中央にそびえる須弥山(しゅみせん)からきたものです。四天王はその山の大将の帝釈天(たいしゃくてん)の家来で、中腹に住み、仏法を守る大天王で、東に持国天、南に増長天、西に広目天、北に多聞天を安置します。
 鎌倉再興期に造られた四天王像で、姿や兜(かぶと)などに変化を持たせ、全体としてバランスを取り、古様をあちこちに残しています。増長天の框(かまち)は平安初期のものが転用されます。