文化財

「国宝」「重要文化財」

法相曼荼羅図(ほっそうまんだらず)


©飛鳥園

【制作時代】 室町時代
【安置場所】 国宝館
【文化財】 県指定文化財
絹地彩色 掛軸装 室町時代
縦126.5cm 横79.4cm

 画幅中央に宝冠(ほうかん)をつけた弥勒菩薩(みろくぼさつ)像を、その周囲に法相宗(ほっそうしゅう)に関係する僧を描いています。向かって右上から無著菩薩(むちゃくぼさつ)、世親菩薩(せしんぼさつ)、護法菩薩(ごほうぼさつ)、陳那菩薩(ちんなぼさつ)、戒賢論師(かいけんろんし)(以上インド)、玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)、慈恩大師(じおんだいし)、州大師(ししゅうだいし)、濮陽大師(ぼくようだいし)(以上中国)、善殊僧正(ぜんしゅそうじょう)、玄賓僧都(げんぴんそうず)、行賀僧都(ぎょうがそうず)、基操大徳(きそうだいとく)、信叡大徳(しんえいだいとく)、常騰僧都(じょうとうそうず)、真興僧都(しんこうそうず)(以上日本)の各僧です。
 法相宗(ほっそうしゅう)で弥勒(みろく)信仰が盛んなのは、無著(むちゃく)が兜率天(とそつてん)で修行する弥勒菩薩に、瑜伽(ゆが)の法を求めて参じたことによります。